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歯槽膿漏・歯ぐきの汚れ

歯槽膿漏

歯周病の分類は歯周ポケットの深さで規定する方法もありますが、歯間にプラークや歯石がたまり、歯茎に若干の腫れがあったりブラッシング時に軽く出血したりする軽度の炎症が歯肉炎。
病状が進んで、歯間や歯の根本に比較的多くのプラークや歯石がこびりつき、歯茎の腫れや出血のほか、膿が出るといった中程度の症状から、骨の破壊が進み歯がグラグラと動く、痛くてものが噛めないというかなり重い症状までが歯槽膿漏とされています。重度の歯槽膿漏まで進むと、あとはもう抜歯して、骨の状態に応じた入れ歯やインプラント治療を検討するしかありません。
一般的に歯周病とは、歯肉炎、歯槽膿漏を含め、歯周病菌による病気を総じてさすことが多いようです。
これらの歯周病に関しては、どれも基本的対策は同じ。自宅での適切なブラッシングと歯科医院での検診などきちんとしたメンテナンスです。特に喫煙患者の方は気がつかないうちに症状が進行してしまう場合もあるので、どれくらい進行しているか、あるいは現状維持しているか、定期的な検診が重要です。

歯茎の汚れ

タバコを吸わない人に比べ、喫煙者のほうが、お口の中が汚れているのは、想像しただけでも簡単におわかりになるでしょう。とりわけ、タバコによる汚れ(いわゆるヤニ汚れ)=着色は歯だけではなく、歯茎にも及び、喫煙本数が多ければ多いほど、喫煙年数が増えるに連れて、汚れ=色が濃くなる可能性も比例します。しかも、受動喫煙の影響で、子どもも含めたタバコを吸わない家族の歯や歯茎が着色しているというケースもあって問題になっています。
また、歯茎と歯の間の、歯周ポケットにプラークや歯石がたまるという意味での汚れも、タバコを吸わない人よりも喫煙者のほうが顕著です。これはタバコを吸う人がお口の汚れに無頓着になりがちだったり、ケアしても追いつかないということもあるでしょう。
いずれにしても、これも自宅および歯科医院での、こまめで丁寧なメンテナンスが唯一最大の対策といえるでしょう。ただし、歯茎そのものは硬い歯ブラシで磨くのではなく、毛先のやわらかい(歯茎用の)歯ブラシでマッサージするような感じで掃除するとよいでしょう。禁煙して10年もたてば、歯も歯茎も、色についてはほぼきれいな状態に戻ります。